歯科治療はお口の状態や症状により、様々な治療法が考えられます。
そのため、立体画像で精密に診断できる歯科用CTや、お口の中を映し出す口腔内カメラ、
虫歯の進行度を数値で測れるダイアグノデントなどを使用し、
画像や数値を患者様にもお見せしながら、わかりやすくご説明いたします。
歯が痛い・しみるなどで虫歯かな？と思っても
長時間の軽い食いしばりや、疲労した筋肉・神経障害・副鼻腔炎・精神疾患など
歯以外の原因で痛む場合もあります。
歯周病と糖尿病の関係など、お口と全身は深い関わりがあります。
医科の処置・対応が優先と判断した場合や、より高水準な医療が必要な場合は、高次医療機関の紹介状をお出ししております。
自覚がなくても症状が進行すると、治療には時間も費用もかかってしまいます。
大切なのは「予防」を継続することです。
歯磨きで歯垢はきれいに落とせますが、歯石は落とせません。経験豊富な歯科衛生士が効果的なブラッシング方法やお食事などのアドバイスをお伝えし、プロならではのクリーニングを行っております。
予防のための定期的な歯科検診・歯科衛生士によるクリーニングと、患者様ご自身の日々の歯磨きで細菌数を減らして、大切な歯をご一緒に守っていきましょう。
歯科衛生士は、
国家試験に合格した
知識と技術を
兼ね備えたエキスパートです。
虫歯の治療は、「細菌感染した部分」を削って、歯の代わりの材料を詰める修復治療です。必要以上に削ってしまうと歯の寿命を縮めるため、なるべく初期の間に虫歯を発見しましょう。そうすれば削る範囲や痛みも少なく済み、治療も早く終わります。
虫歯の早期発見のために、肉眼で見落としやすい初期虫歯も発見できるレーザー装置を導入しています。
重症化した虫歯には、細菌に感染した歯の根を取り除き、天然歯をなるべく残す治療も行っております。
歯周病は、歯垢・歯石に含まれる細菌(プラーク)による感染症です。歯ぐきの腫れ・出血から始まり、進行すると歯を支える歯槽骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちます。40代以上の日本人が歯を失う原因の第1位は、虫歯でも加齢でもなく歯周病です。
さらに、歯周病は、重篤な全身疾患を引き起こす場合もあります。初期は自覚症状がほとんどないため、定期検診で早期発見を心がけましょう。
歯周病予防・治療は、セルフケアとプロケアが重要です。歯の表面についているプラーク(歯肉縁上プラーク)は、毎日の丁寧な歯磨きでコントロールが可能です。歯ぐきの下に隠れて見えない部分(歯肉縁下プラーク)はプロによるクリーニングが必須です。
歯を失ったあと、そのままにしていませんか？
残っている歯は少しずつ動いているので、噛み合わせがだんだんずれて全身のバランスにも影響し、肩こりや頭痛、発音や表情の変化など身体の不調を引き起こす場合があります。
義歯はきめ細やかな調整を行い、しっかりフィットするよう製作しております。歯科技工室を併設しており、修理に迅速に対応しています。
また、「スマートデンチャー」とよばれる、目立ちにくい入れ歯も取り扱っています。入れ歯は様々な種類があり、それぞれ一長一短がありますので、ご相談しながらご一緒に選びましょう。
お子様が歯医者嫌いにならないよう、まずは診療チェアに座って慣れることから始めましょう。お子様のペースに合わせて、歯科衛生士や歯科助手も楽しくサポートしながら治療を進めますのでご安心ください。
乳歯はエナメル質が薄く、大人よりも虫歯が早く進行してしまいます。放置すると永久歯も虫歯になったり、歯並びが悪くなるなど将来的にも悪影響を及ぼすため、早期発見・早期治療を心がけましょう。
「ぶつけたりして、歯が抜けた」「できものがある」「口をケガした」など、歯や歯ぐき以外にも、顎・舌・口腔粘膜も含めたお口周りの様々な症状を治療します。
重症化した虫歯の治療「根管治療」だけでは治らない場合に、歯ぐきを切開して炎症部分を取り除く治療です。
出血を伴う外科的な処置も多いため、内科疾患をお持ちの患者様には、内科で受けている治療や服用している薬なども考慮したうえで、慎重に治療を進めます。
失った歯を
ご自身の歯で補える治療法
虫歯や歯周病などで歯を失った箇所に、健康な親知らずなど別の歯を移す方法を「歯牙移植」といいます。
ブリッジや義歯とは異なり、健康な歯を削ったり、歯にバネをかけるなど周りの歯へのダメージも避けられます。
保険適用には条件があります。移植できる歯はすべてのケースに対応できるとは限りませんが、気になる方はご相談ください。
歯科用CTを使った、
口腔内構造の詳細な診断
親知らずは、必ず抜かなければならないわけではありません。ただ、歯並びを乱したり、細菌の侵入で歯ぐきが腫れて痛んだりする場合には、抜歯が必要です。
歯ぐきに埋まっている親知らずの場合、抜歯時に下顎の神経を傷つけるリスクがあるため、CT撮影が必要です。歯科用CTは血管や神経の位置を把握しやすく、より安全性の高い抜歯が可能になります。
マウスピースを用いた顎関節症治療
顎を動かすと音がする、口を大きく開けられない、顎に違和感や痛みがあるなどの症状は、顎関節症の疑いがあります。さらには食事や会話など、日常生活に支障をきたす場合もあります。
顎関節症は生活習慣・ストレス・外傷や歯並び・噛みぐせなど、様々な原因が組み合わさって発症する場合がほとんどです。マウスピースを装着する治療法で、顎の関節や筋肉にかかる負担を軽減し、症状を緩和しましょう。
歯の破壊・骨の変形を防ぐために
自覚することから始めましょう
人間の噛む力は最大でその人の体重くらいですが、歯ぎしりは100㎏単位の力が持続して歯にかかります。起きている時に無意識にしてしまう軽い食いしばりも、長時間に及べば歯に大きな負担となります。
通常、食事や会話以外で上下の歯は接触しないので、歯ぎしり・食いしばりによる負荷は、歯の破壊・骨の変形のほか、歯の周辺組織や筋肉に悪影響を与えてしまいます。
原因は、ストレスとは限らず、くせなど様々です。お一人お一人に合ったマウスピースの装着により、歯の負担を軽減する治療を行います。
虫歯でもないのに、冷たい飲み物や歯磨きの時にしみたり痛んだりする症状です。以前は、誤った磨き方が主な原因と考えられてきました。現在では、強い噛みしめや歯ぎしりによって、エナメル質が破壊され内側の象牙質がむき出しになることで起こるとされています。
治療には、マウスピースの装着や感覚を弱めるお薬・レーザー機器を使用いたします。
スポーツマウスガード
スポーツマウスガードの第一の目的はケガの予防です。お一人お一人の歯型に合わせて製作するためフィット感が良く、パフォーマンスや集中力の向上も期待できます。
※自由診療となります。
スリープスプリント
(睡眠時無呼吸症候群の治療用)
仰向けで寝ている時も舌を引き上げ、気道を広げることでいびきの緩和や快適な睡眠へ導きます。
※保険適用で製作を希望される場合は、医科からの紹介状をお持ちください。
紹介状がない場合は自由診療となります。
ナイトガード
(顎関節症・歯ぎしり・食いしばりの症状の緩和用)
無意識にしてしまう歯ぎしりや食いしばりによる歯の破損や磨耗を防ぎます。また、顎関節にかかる負担を軽減することができます。
インプラントは失った歯を補う治療法の１つで、入れ歯・ブリッジ以外の「第3の治療法」です。顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、その上に人工歯を装着します。見た目も機能も天然歯に近く、自分の歯に近い感覚で使用できます。
日本口腔インプラント学会インプラント専門医の院長が施術いたします。難しいケースにも対応可能です。
矯正のゴールは、歯列や顎を整えて「適切な噛み合わせ」と「美しい歯並び」を作ることです。適切な噛み合わせは咀嚼効率のアップや顎関節症・肩こりなどの改善が期待でき、美しい歯並びはコンプレックスの解消につながります。また、歯磨きがしやすくなるため、虫歯や歯周病の予防にも効果的です。
矯正装置には、床矯正装置・バイオネーター・急速拡大装置や、目立ちにくい矯正治療として、透明のブラケットや白いワイヤー、透明のマウスピース型矯正装置を扱っており、1～3本の歯の部分矯正にも対応しております。
※自由診療となります。
| MTM部分矯正 | 60,500円〜181,500円(税込) (内 消費税 6,050円〜18,150円) |
|---|---|
| 全矯正 | 484,400円〜726,000円(税込) (内 消費税 48,440円〜72,600円) |
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定額料金
当診療所では、開院時から、最初に提示した料金で治療しております。 |
小さい頃から始めると顎の発育が利用でき、将来的に抜歯をせずに済んだり、歯が動きやすいなどのメリットもあるため、目安として5～7歳頃から始めることをおすすめしています。お子様は、歯並びだけではなく顎の発育も重要です。高校卒業時には進学や就職で地元を離れる場合もありますので、遅くとも高校1年には治療を始めると良いでしょう。
歯はいくつになっても動かせます。近年、大人の矯正も増えており、透明で目立ちにくいアライナー(マウスピース)矯正も扱っております。
保証期間開院時から、
20歳までに治療された方で、
治療終了後、20歳までに再治療が
必要になった場合は、
20歳過ぎても治療終了まで
追加料金は頂いておりません。
ご遠慮なく、ご相談下さい。
※取り外し装置は除く
近年、アライナー(マウスピース)矯正をしている歯科医院が増えています。
当医院でもアライナー矯正を数年前から取り入れております。
従来のワイヤー矯正とアライナー矯正は、どちらも利点・欠点があり、どちらが優れているとは言えません。
詳しくは、下記、(公社)日本矯正歯科学会のトップページにアライナー矯正への見解がございますので、ご覧下さい。
「歯の隙間が気になる」「金属の詰め物を天然歯に近い素材にしたい」など、歯の機能を保ちながら、良い噛み合わせと美しい口元を、審美歯科は追求しております。
セラミックやジルコニアの素材は、歯のすり減りや経年的な変色が起こらず、歯垢がつきにくく、強度と美しさを兼ね備えています。ジルコニアは、人工ダイヤモンドと同じ成分です。どちらもメタルフリーですので、アレルギーの心配がありません。
経験豊かな外部歯科技工士とも連携をとっており、精度の高い修復物を製作しております。診療所内には歯科技工室を併設しており、細やかな調整で、よりフィットする修復物をご提供いたします。
デメリット (注意する点)
着色は生活習慣ですので、着色は繰り返し起こります。生活習慣を考慮した定期的な除去をおすすめします。
ベネフィット (良い点)
エナメル質へのダメージが少なく、歯石除去に使用する超音波スケーラーが入らない細い隙間の着色も除去出来ます。
※自由診療となります。
| 5,500円(税込) (内 消費税 500円) |
|---|
加齢や食生活などの影響で歯は次第に黄ばみ、ご家庭の歯磨きでは落とすことができなくなります。
ホームホワイトニングは、患者様のマウスピースを製作して、歯を削ることなく、ご自宅で専用の薬剤を使用し、歯の白さを取り戻す治療法です。上下で4週間程かかります。
治療の前後で写真を撮影しており、色の変化を比較していただけます。
※ホワイトニングは口腔内の状態が安定していることが必要です。虫歯・歯周病などがある場合は、治療完了後に行います。
※一時的に知覚過敏が起こる場合があります。
※自由診療となります。
| ホームホワイトニング | |
|---|---|
| 上下前歯部 | 22,000円(税込) (内 消費税 2,000円) | 両顎 | 44,000円(税込) (内 消費税 4,000円) |
加齢や病気・障がいなどのご事情から通院が難しい方のために、自宅・病院・施設で虫歯や歯周病治療、口腔ケアなどを受けられる訪問歯科診療を行っています。
お口の健康は全身の健康と密接につながっていて、お口のケアができていないと誤嚥性肺炎を引き起こす場合があります。
定期的にお口をケアし、しっかりと噛んで食べることは認知症予防にもなります。通院ができない方、困難な方はご相談ください。病院・施設に入っておられる方は、担当スタッフを通してご連絡いただいております。
※訪問歯科診療は健康保険の適用となります。
※当診療所から16㎞以内の範囲で、ご自宅・病院・施設などにおうかがいいたします。
在宅療養支援歯科診療所2 高齢者・身体が不自由な方の、自宅や病院・施設に訪問診療を行うため、厚生労働省が求める施設基準を満たし承認を受けた歯科診療所です。
口腔がんは初期症状が口内炎などに似ているため、気が付かないうちに進行し、50歳を過ぎた頃から多く見られる病気です。そのため、歯以外の舌・歯肉・唇などお口の中をよく見る習慣をつけましょう。
口腔がんの疑いのある患者様に、口腔がん細胞診を行っております。
検査では、疑いのある箇所の表面の組織をメスや歯間ブラシでこすり取ります。痛みはありませんので、ご安心ください。
診断には2日程度かかります。結果により、高次医療機関の紹介状をお渡しいたします。
※保険診療 1,030円(3割負担の場合)
当診療所は可能な限り「保険診療」にて治療を行っております。また、保険診療では使える素材や治療法に制限があるため、ご希望に応えられるよう「自由診療」も含めた幅広い選択肢をご用意しております。
材料・治療法・予防法・費用について、それぞれ良い点・注意点を明確にご説明し、患者様のご希望を尊重してご納得いただいてから治療を進めます。
※医療費控除について
領収証の再発行はいたしかねますので、大切に保管してください。
詳しくは国税局のホームページからご確認いただくか、最寄りの税務署にお問い合わせください。